富士通ネットワークソリューションズ株式会社
    様から見るFlowmonの価値とは?

2024年4月1日


オリゾンシステムズでは、高い提案力・技術力を備えたパートナー様と連携し、Flowmonの拡販に努めております。 2016年に日本国内のパートナー制度を開始し、各社パートナー様に拡販をいただきましたおかげで、ユーザ様の拡大とともにFlowmonの良さという部分を広く認知していくことができました。 2024年現在、18社のパートナー様でFlowmonをお取り扱いいただいております。


本記事では、パートナーご担当者様へのインタビューを通して、Flowmonをご存じない方や、お取扱い実績のある企業様・パートナー様へ改めてFlowmonのメリットや魅力/価値をご案内いたします。


今回は、富士通ネットワークソリューションズ株式会社(FNETS) の皆様にお話を伺いました。



御社がパートナーになった経緯について教えてください。

弊社(FNETS)はネットワークとセキュリティを軸にしたトータルソリューションプロバイダーとして、お客様価値/創造を提供しています。FlowmonはNetFlowを採用することで大量のトラフィックを詳細に可視化できる優れたネットワーク可視化製品です。ネットワークトラフィックをリアルタイムで監視し、異常を検知する高度なセキュリティ機能を備えているため、両社の高い技術力を組み合わせることで、お客様に対してより高品質なサービスを提供できると考えパートナーになりました。


Interop Tokyoで知ったことがきっかけでした。それ以前からネットワーク監視製品を探していましたが、当時はSNMP監視のほうが主流でNetFlowは今ほどメジャーではありませんでした。そのような中でFlowmonに巡り合ったのですが、一目で「これだ!」と感じました。今でも私達の業態とマッチしていると思いますし、パートナー契約を推進してよかったです。

御社が思うFlowmonの魅力について教えてください。
大きくは以下の3つのポイントです。 1点目は、高度なネットワーク監視と高い異常監視機能を有している点です。 2点目は、ネットワークのパフォーマンスを最適化できる点です。 3点目は、直感的で使いやすいUIが採用されている点です。 トラフィックを常時リアルタイムで監視することで、ネットワーク異常やセキュリティ侵害を早期に発見でき、迅速な対応を行うことができます。またネットワーク遅延や断続的な接続問題が発生しても、Flowmonは常にデータを取得しており、使いやすいUIにより複雑なネットワーク状況下においても簡潔に運用ができ、結果として業務効率の向上につながっています。

御社内でのFlowmon認知度について教えてください。

社内での認知度は非常に高いです。 弊社(FNETS)では独自に導入事例を中心に社内勉強会を開催しており、 BP(ビジネスプロデューサー)やSEに関わらず幅広く紹介しています。また、スポットNW可視化サービスという独自のサービスを提供していることもあり、社内認知度は非常に高いです。

Flowmon導入後のお客様の反響について教えてください。

某ユーザ様では、Flowmon導入以前からトラフィック解析を行う手法はお客様で確立していましたが、調査に非常に時間がかかっていました。「Flowmonを導入後はどこでどのような通信が影響を及ぼしているのかといったような原因の特定が即座に行えるようになった」というお声をいただいています。この種のフィードバックは複数のお客様からいただいており、NetFlow分析は手軽に原因特定ができるソリューションであることを改めて実感しています。


お客様との定例会でSNMPを取得したトラフィックグラフなどを提出した際に、どのような通信内容かわからないことが多く、「たぶん○○かな・・・」といった推測で終わることがあります。しかし、Flowmonを使用することで、誰がどのような通信を行っていたのかが特定できるため、お客様への説明に重宝しています。 また、パケットキャプチャ製品と比較することもありますが、キャプチャは障害発生時にデータを取得する必要があり、常に全てのデータを取得している場合、障害が発生した際に膨大なデータの中から探る必要があるため、時間と労力がかかります。一方、Flowmonでは障害が起こった時間帯のみデータを切り抜いて分析できるため、非常に効率的です。



御社で得意とする業種において、Flowmon導入に至った経緯を1つ教えてください。

特定の業種への偏りはさほどなく、様々な業種のお客様に幅広く導入いただいています。 事例を一つお話しすると、ネットワークがマルチベンダー機器で構成されているお客様から、トラフィックの遅延や障害が発生した場合、どこに問題解決の糸口があるか不明で困っているとご相談をいただきました。まずはネットワークの見える化から着手するためにFlowmonをご提案いたしました。Flowmonであれば、マルチベンダー環境でもネットワークにも影響を及ぼさず、簡単に帯域を占有する通信の特定ができるとお客様に判断いただけて、導入に至ったケースがございました。

Flowmon提案時の強みや弱みについて教えてください。

強みは、既存のネットワーク構成を大幅に変更せずに導入できる点です。 また、トライアル機器をお貸出しいただけることで、お客様に購入前に使用感を体感いただけることも導入の決め手となっています。 弱みは、10Gモデルのプローブの価格が高額なことです。最近は10G環境が一般的になりつつあり、これに伴い関連製品の価格が比較的安価になってきています。しかし、10Gモデルのプローブは価格が下がらないため、提案しても価格面で検討から外れてしまうことが何度かありました。機会損失を最小限に抑えるため機器の費用を見直していただきたいと考えています。 また、プリセット機能についても改善の余地があると思います。 ユーザ様が既知のクラウドサービスであれば、プロファイルを作成する必要がないため非常に便利な機能です。しかし、情報が更新された際には手動で更新しなくてはならない点や、定義が変わると過去の解析結果が得られない点については改善していただきたいです。

今後、Flowmonに期待する機能等ありましたら教えてください。

現状、NDR面を踏まえてご提案を行う際には、FlowmonADS単体では遮断機能が備わっていないため、他製品と連携してご提案をしています。しかし、単体で遮断可能であれば、よりセールスのハードルが低くなり、販売機会の向上と共にADSの価値を更に高めることができると考えています。また、SOCサービスを立ち上げていただけると、お客様での運用ハードルが下がるため、更に営業しやすいと思います。


基本的なネットワークの可視化だけではなく、更に付加価値をつけてオブザーバビリティを意識した機能を追加していただきたいです。 直近では過去三週間の平均値を取得できるようになりましたが、他にも可視化し提示できる情報はあると考えています。 また、プローブをFlowmon製品として開発している優位性を生かして、一般的なNetFlowでは見ることが出来ない項目を増やし、コレクタとのシナジーを強化していただきたいです。

今後弊社やメーカーに求めることはありますか。

業種毎の導入事例を拡充していただきたいです。営業会議などで導入事例として、お客様の課題に対してどうマッチしてどのような効果があったかを紹介できると、同じような課題を抱えるお客様への横展開がスムーズになると考えています。また、最近では振る舞い検知プラグインであるADSの案件も増加しています。ADSを導入していたことで、セキュリティインシデントが未然に防げた、このような事例があると社内でも展開しやすいです。

最後に、意気込みを一言お願いします。

ネットワークトラブル調査や今後の設備プランニング、そしてセキュリティインシデントへの対応など、様々な課題に対して大いに役立つソリューションだと感じています。こういった課題でお困りのお客様の助けとなるべく、BPやSEが訴求・アプローチしやすくなる仕掛けをこれからも考え、実現していきたいと考えています。

終わりに

この度、Flowmonの販売パートナーである富士通ネットワークソリューションズ株式会社様へインタビューをさせていただきました。お客様とより近い距離で接していただいているパートナー様の生の声を聞かせていただくことで、改めてFlowmonの強みや弱み、要望機能などについて大変有意義なお話をお伺いすることができました。
Flowmonについて、より詳しく知りたい方は、下記の資料をぜひご覧ください。

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取材担当:プリセールス 惣田、営業 渡辺

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