Flowmon FAQ 305

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Office365等の任意のクラウドアプリケーションについて、サービス毎にトラフィック確認する方法を教えてください。

プリセット機能を使用することで、Office365のクラウドアプリケーションのサービス毎にトラフィックを確認するプロファイルやレポートを自動作成することができます。
なお、クラウドアプリケーションのサービス毎にトラフィックを確認できるのはプリセットに事前に登録されているものに限ります。
プリセットに登録されていないクラウドアプリケーションについてはフィルタに必要な情報を通信要件などから調べ、手動でプロファイル等を作成することでトラフィックを確認することができます。

プリセットの設定方法や注意点は以下を参照してください。

【Office365のプリセットを使用するための前提条件】
  • 本プリセットはHTTPホスト名の情報を使用するためホスト名でのフィルタを有効にしたい場合は、フローデータを生成する時にHTTPホスト名を含めている必要があります。
  • 本プリセットのレポートのチャプタの作成をする場合、フローデータを生成する際にAS番号を含めている必要があります。
  • HTTPホスト名のフローを生成できるネットワーク機器メーカは CISCO, Gigamon, IXIA, OneAccess, Flowmon(Probe)の対応製品のみです。
    ※前提条件はプリセットによって異なりますので、各プリセットをクリックし、「技術的な詳細」より、英語となりますが必要条件や詳細を確認してください。

【プリセットの設定手順】
  1. Dashboard and Reports>設定>プリセット>Office 365 の「選択」をクリック
  2. 「インストールに進む」をクリックする
  3. 「ユーザに進む」をクリックする
  4. プリセットが適用されるユーザを選択する
  5. 「設定に進む」をクリックする
  6. 「プロファイルオプションを設定」画面にて各種設定
  7. 「コンテンツに進む」をクリックする
  8. 「インポートする対象のプリセットのコンテンツを選択」画面にて作成したいプリセットの項目を選択してください。
  9. 「インストール」をクリックする
     プリセットの作成が開始されます。
  10. 作成が完了したら「完了」をクリックする
    上記の設定の手順8でプロファイルやレポートを選択することで、Office365のプロファイルやレポートが作成されます。
    例えば、プロファイルですとMonitoring Center>プロファイル にてOffice365のプロファイルが作成され、データの参照が可能となります。

【プリセットの注意点】
プリセット画面の下部にある更新ボタンをクリックすることによってプリセット自体は更新されることがあります。
※各プリセットをクリックした「追加情報」の「作成日」よりご確認いただけます。
但し、あくまでもプリセットのテンプレートが更新されているだけで作成済のプロファイルなどには反映されませんのでそれらは手動で更新する必要がございます。
プリセットで作成したプロファイルなどの更新を手動で行うには上記の【プリセットの設定手順】に従い、再度適用することで更新できます。
また、プリセットについての詳細はFlowmon GUIの右上にある「?」よりユーザガイドの「4.11 プリセット」を参照してください。
なお、Ver11ではCoufiguration Centerのプリセットでも上記と同様に設定が可能ですが、v12ではCoufiguration Centerのプリセットがなくなり、Dashboard and Reportsに移行されますので、Dashboard and Reportsにてプリセットを設定することを推奨します。