アラート
iDRACで設定できる通知先のメールアドレスの数を教えてください。
iDRACの通知として設定できるメールアドレス(送信先電子メールアドレス)は4つまで設定できる入力欄が用意されています。
なお、1つの入力欄に複数のメールアドレスを登録することはできません。
iDRACからメールを送信する際にSMTPサーバまで途中経路やSMTPサーバの問題で到達できなかった場合、再送処理などはされますか。
再送処理はされません。
iDRACのWSイベンディング、OSログ、Redfishイベントとはどのようなものでしょうか。
WSイベンディング、OSログ、Redfishイベントを用いた監視の通知は以下の理由のため、Flowmonでは使用することができません。
Redfish:RESTful APIを使用した監視方式
WSイベントログ(WS-Management):XML メッセージを使用した監視方式
OSログ:OSのログイベントにiDRACのログを送信する方式
WSイベンティングとRedfishイベントの監視にはこれらのサービスに対応したサーバを一元管理するツール(Open Manage Enterpriseなど)を用いる必要があります。
しかし、Flowmonには、Open Manage EnterpriseもFlowmonはインストールされていないため、利用することができません。
OSログを使用するためには利用OSに対応したiSMが必要ですが、FlowmonにはiSMもインストールされていないため、OSログも利用できません。
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仕様
iDRACに静的ルートを設定することはできますか?
iDRACには静的ルートを設定することができません。
デフォルトルートを設定し、該当のネットワーク機器でルーティングをする必要があります。
記事公開日:2023.04.11
最終更新日:2023.04.13
iDRAC9 (5.10.00.00以降) での管理画面アクセス不可の不具合について、
NATを利用したiDRAC管理画面へのアクセスが出来なくなっています。
これは、v5.10.00.00以降で採用されたDELLのFQDNのセキュリティチェックに対する仕様変更が原因です。
DELLサーバへhttp(s)アクセスする際に、RequestされたFQDNがiDRACに設定している「DNSRacName」または「DNSDomainName」の値と一致するかどうかをチェックするという仕様によるものです。
NAT等でアドレス変換していると、DELLサーバ側では、Requestヘッダに含まれる宛先IPアドレスをiDRACに設定されている自身のIPアドレスと比較し、違っていると「400 Bad Request」を返し、セッションが切断されます。
これを回避するためには、racadmで以下コマンドを実行して、このホストヘッダチェックを無効にする必要があります。
racadm>>set idrac.webserver.HostHeaderCheck 0
補足:サーバ設定プロファイル上は、以下になります。
Disabled
racadm 確認コマンド:
<HostHeaderCheck:enable>
racadm>>get idrac.webserver.HostHeaderCheck
[Key=idrac.Embedded.1#WebServer.1]
HostHeaderCheck=Enabled
<HostHeaderCheck:disable>
racadm>>get idrac.webserver.HostHeaderCheck
[Key=idrac.Embedded.1#WebServer.1]
HostHeaderCheck=Disabled
記事公開日:2023.04.11
最終更新日:2023.04.13
iDRACの仮想コンソールからアプライアンスログと設定ファイルのダウンロード方法を教えてください。
■Flowmon アプライアンスログ取得手順
1.iDRACにてFlowmonの仮想コンソールに接続します。
ログインが正常に完了すると[flowmon@localhost ~]
メッセージが表示されます。
設定情報は、下記の通りです。
ログインID:flowmon
ログインパスワード:inv3a-t3ch(デフォルト)
2.以下のコマンドを実行します。
php /var/www/shtml/get-logs.php
3.「ls」コマンドを実行し、作成されたアプライアンスログファイルの
ファイル名を確認します。
※アプライアンスログファイルは、以下の命名規則があります。
logs-<取得日時>.tar.gz.gpg
4.ファイルをダウンロードするため、[ファイル]-[SSH SCP]をクリックして
以下の設定を行います。
From:/home/flowmon/logs-<取得日時>.tar.gz.gpg
To: デスクトップ等の任意の場所
5.「Receive」をクリックしてファイルをダウンロードします。
■Flowmonコンフィグレーションファイル取得手順
1.iDRACにてFlowmonの仮想コンソールに接続します。
2.以下のコマンドを実行します。
/usr/bin/php /var/www/shtml/index.php Cli:GetConfigurationXML > /home/flowmon/config.xml
3.「ls」コマンドを実行し、コンフィグレーションファイルが
作成されていることを確認します。
コンフィグレーションファイル:config.xml
4.ファイルをダウンロードするため、[ファイル]-[SSH SCP]をクリックして
以下の設定を行います。
From:/home/flowmon/config.xml
To: デスクトップ等の任意の場所
※WinSCP等にてダウンロードできる環境であれば、以下のコマンドを実行し、WinSCPにてファイルをダウンロード。
/usr/bin/php /var/www/shtml/index.php Cli:GetConfigurationXML > /tmp/master_config.xml
※ 上記コマンドの場合、コンフィグファイルは、tmpフォルダにmaster_config.xmlとして生成されています。
5.「Receive」をクリックしてファイルをダウンロードします。
記事公開日:2023.06.28
最終更新日:2023.07.04
snmpwalkを実行した際、iDRACのポートはどのように表記されるか教えてください。
iDRACの管理用ポートは「bond0」と表示されます。
記事公開日:2023.06.29
最終更新日:2023.07.04
iDRACファームウェアのバージョンアップ所要時間を教えてください。
iDRACのアップデートの所要時間は、数分程度です。
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電源
入力ラインのタイプの意味を教えてください。
入力ラインのタイプの意味は以下のとおりです。
低ライン:100V電源を使用していることを示しています。
高ライン:200V電源を使用していることを示しています。
入力無し:電源コンセントに接続されていないことを示しています。
記事公開日:2023.06.27
最終更新日:2023.07.04
停電でFlowmonの電源が落ちた場合復電した際に自動で起動しますか?
停電でFlowmonの電源が落ちた場合、デフォルトでは復電した際に自動的に起動します。
以下の方法でBIOSの設定を調節することにより、電源回復後のFlowmonの起動を止めることも可能です。
Flowmon起動後の起動メニューのオプション表示後、F2を押下ください。
System BIOS>System BIOS settings>System Securityの順で画面を選択後、
AC Power RecoveryがONになっておりましたら、Offに設定いただきますと復電時に自動的に起動しなくなります。
上記設定後、本体のボタンを押すことでFlowmonを起動できます。
または、iDRACで「システムの電源を入れる」を押すことでリモートで電源を入れることも可能です。
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