Flowmon FAQ 171

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TCP通信で再送処理が発生するとFlowmonではどのような動作となりますか?

ネットワーク機器で生成されたフローには再送処理が記録されていないため、通常は再送処理が無い通信と同様の動作となります。
Flowmonプローブで生成したフローの場合はAVG RTR(再送の平均)を解析し表示することができます。

再送処理の解析が必要な場合はFlowmonプローブのNPM(ネットワークパフォーマンスモニタ)機能を使用してフローを生成してください。

【参考:フロー生成のルール】
原則として宛先情報(ポート番号、IPアドレス等)と受信情報が変わらないため、
再送処理があった場合でもフローは1つとして生成されます。

アクティブタイムアウトが設定されている場合には、再送処理に関わらず、アクティブタイムアウトのタイミングでフローが分割されます。
ACKが返らず、RSTもFINも無い場合はインアクティブタイムアウトに設定した時間が経過したときフローが生成されます。