Flowmonバージョン情報7.0
「Flowmon7.0」で追加された新機能
Flowmonの最新版7.0を、2014年09月15日にリリースしました。
- プローブで、NPM(Network Performance Monitor)機能が追加され、往復遅延時間(RTT)、
応答時間(SRT)、ネットワークの遅延時間(Delay)、ジッターなどのパフォーマンス情報の表示が
可能になりました - コレクタでは、Invea NPMおよびCISCO AVC ART : application response timeのサポート機能を
追加サポート - 最大ソースおよびインタフェース数の制限を修正可能になった
- 電子メールのアラートに、トップ統計および閾値の挿入部を拡張
- 新しいフローソースが追加された場合の追加処理機能を拡張
- sFlowパケットのソースIPアドレスとsFlowレコード内のソースIPが異なる場合には、
パケットのソースIPを使用 - SMTPを拡張し、ポートおよび暗号化の選択を追加
- FMC分析に、過去の解析結果を名前を付けて保存可能
10件分の直近のリストを保存できますので、前のデータとの比較、PDFなどへの出力が可能で、
解析処理が改善できます - FMCの分析の画面で、表示するチャネルを選択することが可能
- FMCのリストフローで、表示する順番の並び替えの指定が可能
- セキュリティのアップデート
- 新たにプローブのプラグインとしてトラフィックレコーダ機能をサポートしました。
これにより、パケットをPCAPの形式で採集し、WireSharkなどで解析することが出来ますので、
強力な障害解析、セキュリティの分析が可能となります。
また、10Gbpsの回線にも対応できますので、専用の高価なモニター装置も必要ありません。 - 以下、バグフィックス
- FMC プロファイルの時間によるデータ消去をグラフ上の欠損を防止するため連続的に実施
- 出力した構成ファイルにフロファイル名が無い場合、このファイルを入力した場合に名前が
正しく表示されない修正 - レポートの中の、NBAR2コードのポート番号への変換を修正
- エクスポートインタフェースにIPアドレス指定時、DHCPを無効化
- FMC-VOIPの通話詳細履歴を固定形式化
- 有効なパケージのリストを、パッケージのインストレーション後自動的に更新