PRTGインテグレーションによるIT基盤管理の拡張

2020年06月12日



Paessler AGおよびFlowmonの開発元であるFlowmon Networksの両社は、協業施策の第一弾としてインテグレーション手法を公開し、現在それぞれの製品をご利用しているお客様、またはこのインテグレーションによってお届けできるより高度なソリューション・シナリオを求められているお客様に、その手法のご紹介を始めています。両社の製品FlowmonとPRTGにより実現されるこのインテグレーションについて、どのような利用ユースケースが期待されているかをご紹介いたします。

PRTGによるシステムリソース監視

PRTG(Paessler PRTG Network Monitor)は170カ国以上で20万以上のインストール実績を誇り、一般的なネットワーク監視のほか、エージェントレスにてSNMPによる各エンドポイントや各種サービスの状態監視が特徴的な点となります。

図1:PRTG統合管理画面応

図1:PRTG統合管理画面



具体的にはデータベースの特定のデータセットの監視、メールサーバーやファイアーウォールなどの一般アプリケーションの他、空きディスク容量含めた物理サーバーなどの基盤および、クラウド上のサービスの監視を行うことも可能です。Flowmonのお客様の視点からは、Flowmonのアプライアンスを含め、より広いシステムリソースを監視対象を含めることが出来ます。

またユーザインターフェースには操作性に優れたWebインタフェースの他、Windowsアプリ、iOS/Androidアプリが用意されています。管理者へのアラート通知も重要度に応じメールをはじめ、SlackメッセージやTemasメッセージなど、12種類の通知方法から選択する事が可能です。管理者はFlowmonのすべての関連コンポーネントが稼働していることを常に把握することが出来ます。

図2:豊富な管理及び通知インターフェイス

図2:豊富な管理及び通知インターフェイス



Flowmonからのセキュリティーイベント連動

一方Flowmonからは振る舞い検知機能によるセキュリティー監視が、PRTGのお客様には新たなIT基盤運用でのメリットとなります。逐次更新されるブラックリストやこれまでの研究開発で蓄積された振る舞い検知パターンにより、未知のマルウエアによる多くの疑わしいネットワーク上の挙動を検知することが可能となっています。

今回提供されている両製品の連携でも、それを踏まえた実装が行われています。Flowmonによって検出されたセキュリティーイベントの統計情報が、PRTGの管理画面に統合されることで、PRTG管理者はIT基盤のセキュリティー状況もその運用状況とともにリアルタイムにモニターすることが、この実装により可能となっています。

図3:Flowmonセキュリティー統計情報(PRTG)

図3:Flowmonセキュリティー統計情報(PRTG)



FlowmonおよびPRTGどちらの管理者の視点からも、プライオリティーの高いセキュリティーイベントに優先的に注意を払うことができ、またそれを受けて可能性のある攻撃によるCPU使用率への影響やディスク容量の変化等をPRTGで確認することで、多角的なリスクの解析が可能となってゆきます。

連携シナリオの拡張性

FlowmonからはADSからのセキュリティー情報にとどまらず、標準で提供されるネットワークパフォーマンスなどの統計情報も提供され、PRTGのお客様はより多角的なシステム状況の把握が可能となります。

このようにFlowmonとPRTGとの連携では、それぞれの補完的な機能要素の組み合わせ含め、網羅性の高いIT基盤運用が実現されてゆくことが理解できます。

図4:PRTGに融合されたFlowmon情報

図4:PRTGに融合されたFlowmon情報



またこの実装でもREST APIなど、相互に製品としてサポートされたインターフェイスを利用しているため、より有効なユーザーシナリオが開発可能となっています。今後実際のユーザー事例を踏まえて、さらなる実践的な連携シナリオの提供が期待されます。

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■製品紹介

Flowmon ADS(プラグイン/オプション)
Paessler PRTG Network Monitor

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