バージョンの詳細情報と注意事項について
サポート対象バージョンについて
ver.12リリースに伴い、サポート対象のバージョンは以下の通りです。
フルサポート:ver.12 系、ver11系の最終バージョン
リミテッドサポート:ver.11系(最終バージョンより古いもの)、ver.10系
サポート終了:ver.10系より古いバージョン
NT LAN ManagerおよびCIFS(Samba)の推奨バージョンについて
FOS ver12.05以降ではNT LAN Manager v1(NTLMv1)およびCIFS(Samba)v1.0プロトコルは
必要なレベルのセキュリティを提供しておらず、リスクをもたらす可能性があるため、非推奨となり削除されました。FOS ver12.05へのバージョンアップを実施される前に、より安全なバージョン(NTLMv2およびSamba2.0以上)への切り替えをお願いいたします。
この変更は、Configuration Center>システム>システム設定>外部データストレージで行うことができます。
Zabbixエージェント第2世代への移行について
Flowmonには第2世代のZabbixエージェントがプリインストールされており、集中監視システムを使用してリモート監視を行うことが可能です。Flowmonには第1世代のZabbixエージェントも含まれていますが、これは将来のバージョンで削除される予定ですので、第2世代のZabbixエージェントに移行することをお勧めいたします。
第1世代から第2世代のZabbixエージェントへの移行手順は以下の通りです。
①/etc/zabbix/zabbix_agent2.confで第2世代のZabbixエージェントを設定します。
②コマンドで元のZabbixエージェントサービスを停止します: sudo systemctl stop zabbix-agent.service
③コマンドで再起動後の自動起動を無効にします: sudo systemctl enable zabbix-agent.service
④コマンドで新しいZabbixエージェントサービスを開始します: sudo systemctl start zabbix-agent2.service
⑤コマンドで再起動後の自動起動を有効にします: sudo systemctl enable zabbix-agent2.service
仕様変更について
- ロゴがKempからProgressFlowmonに変更になっています。
- Flowmon OS ver12.02では、Monitoring Centerからレポート機能が削除され、すべてのレポートをDashboard and Reportsから使用できるようになりました。Ver12.02へアップデートを行うと、Monitoring Centerのレポート機能が廃止されますので、アップデート後にMonitoring CenterのレポートをDashboard and Reportsに移行する必要があります。
移行手順の詳細はサポート窓口へお問い合わせください。