ブルノ拠点の運営を開始

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2023年6月1日、本日付けでオリゾンシステムズは、チェコ共和国ブルノ市にリエゾンオフィスを開設いたしました。当リエゾンオフィスは Brno Innovation Center – JIC社 内に置かれ、近年協業関係を深めているチェコ共和国のIT各社とのビジネスを統括するため、オリゾンシステムズの今後の中央ヨーロッパにおけるビジネス拠点として位置付けられることとなります。


拠点開設の意義

オリゾンシステムズ代表・菅:今回のリエゾンオフィスの開設は、 年初にお伝えした オリゾンシステムズのヨーロッパ展開戦略の第一歩となります。すでに協業している各社とのビジネスは、コロナ禍でのリモート運用にも関わらず実にスムースに動き始めていますが、今回物理的なハブとなる拠点が介在することで、さらなる安定感が担保できるものと考えています。(左写真:JIC Jiri Tobola氏と菅)

ブルノ市にはTNS社 (ぺネトレーションテストサービス) およびUNIS社・AXENTA社 (ワンストップグローバルサービス) の本社、 GoodAccess 社の支社が置かれており、チェコ第二の都市ブルノへの拠点配置は非常に重要な意味を持つことになるでしょう。何よりブルノ市にはProgress Softwareのポートフォリオとしてグローバルに知名度をあげている Flowmon 製品の開発拠点があり、私自身にも思い入れの深い都市でもあります。また人の交流も活発で、新たにお付き合いを始めた会社でカウンターパートが旧Flowmon出身者であったり、新旧Flowmon関係者で懇親会を開けば多様な企業メンバーの集まりとなり、情報交換もしやすい環境となっています。


両国間のシームレスなビジネスオペレーションの実現

JIC Jiri Tobola氏:この度、JIC社内にオリゾンのリエゾンオフィスを開設することで、さらなる迅速な事業展開に貢献でき、相互に有益なステップになったと考えています。今後のオリゾンの関係各社とのさまざまなビジネス協業も、JIC社内に設けたこのリエゾンオフィスを起点とすることで、チェコ国内での打ち合わせや合同作業など、スムースな活動が可能となります。 この動きは、オリゾン・JICそしてオリゾンと協業する関係各社にとっても、安定的なビジネス展開を期待できる、相互に有益なステップとなると考えています。

また、このJICの建屋にも30社を超えるベンチャー企業が入居しており、日々新たなビジネスの誕生が期待されています。私個人としても、第二第三のFlowmonが生まれることを楽しみにしています。(右写真:JIC社でのJiri Tobola氏とのインタビュー風景)

当初はオリゾンからの駐在も非常勤という形でスタートしますが、チェコ企業のソリューションビジネスの拡大に伴い、要員体制も拡充してゆくこととなります。JIC側でも必要に応じ、適宜支援体制を強化してゆくことになるでしょう。


JIC本社はBrno中央駅より、車で10分程度のテクノロジー企業の集中するエリアにあり、現在オリゾンが協業を進めている各企業からも至近距離に位置しています。

ブルノはチェコ共和国の第2の都市であり、中央ヨーロッパのシリコンバレーとも称されます。人口は約40万人で、首都プラハに次ぐ重要な都市です。またマサリク大学やブルノ工科大学、メンデル大学など、著名な大学があり、優れた教育機関が存在することで、技術的な知識やスキルを持った人材が供給され、テクノロジー産業の成長を後押ししています。

近代的なオフィススペースや研究施設、交通網の整備、ビジネスサポート施設などが整っており、外国からの投資や起業家にとって魅力的な場所となっています。また、多くのテクノロジー企業やスタートアップがブルノに拠点を構えており、IT、ソフトウェア開発、データサイエンス、人工知能などの分野で活気のあるテクノロジーエコシステムが形成されています。


オリゾンシステムズでは、優秀なソリューションを日本のお客様に安心してご利用いただける体制の整備に、必要な投資を行なってまいります。 引き続き、オリゾンシステムズの次の展開にご期待ください。