現在の業務内容・やりがい
1998年に入社後、開発、インフラとSE職からスタートしました。ちなみにIT業界はまったくの未経験でした。
10年ほどSEを経験し、その後は、営業や今の仕事である運用保守に携わりましたが、それぞれ経験したうえで、お客様に直接ソリューションを提示し、関係を密に作っていくという意味では、営業に力をいれていきたいと思うようになりました。
ただ、お客様とのお話の中で、技術をやっていたからこそよく分かることが多いので、つくづくSEをやっていてよかったと感じる場面が多々あります。
状況に応じた提案もできますし、今までやってきたこと全てが今に生きているなと感じます。
現在は運用監視の仕事に携わっていますが、これは当社で一番注力しているビジネスです。
今の時代、ITは社会やお客様のビジネスの根幹であり、システムが止まってしまうと大きな損害につながりますので、運用保守を通してトラブルを未然に防ぐ、トラブルが起きた際に迅速に対応ができる私たちの24時間365日体制が整った、運用監視は今後のIT化を見ても、ずっと必要とされるものだと思います。
また、これは自慢になってしまうかもしれませんが、当社ほどの規模の会社で独自で運用監視センターを構え力を注いでいること自体、非常に珍しいことだと思います。
お客様にも必要とされ当社の大きな強みだと感じています。
現在250社程のお客様がいらっしゃいますが、そのお客様に安心を提供するのが私たちの重要な役割ですね。
万が一トラブルが発生した時は、決められた通り早急な回復をさせなければなりませんし、お客様もビジネスが安定して動くための「安心」を当社に任せていただいているので、
期待外れにならないよう、迅速かつ丁寧な対応、そこを我々も突き詰めてやっていくべきだと感じています。
また、メンバーにはいつでも何か起こったときはスムーズに対応できるよう訓練するように伝えています。
当社でお預かりしているシステムは非常に社会貢献性が高いもの、皆さんの生活に密着しているものが多いんです。
そのため慣れていることであったとしても、セキュリティやルール等、確認を怠らないというのは必須です。いざというときのために、常に準備をしておくことが大事だと常々感じています。
2025年度より営業本部から現在のITアウトソーシング事業部を任せていただいておりますが、チームは非常に雰囲気が良く私自身毎日充実しています。
何よりも一体感を持って進めるためにも空気づくりは大切にしています。毎朝必ず朝礼を行い、各人の確認、報告事項の共有をしてもらっていますが、
全体でのコミュニケーションやチームワークがないと、仕事は円滑に回っていきません。全員で共有することでミスを未然に防ぐことができますし、そういった意味でもコミュニケーションを常に活発に、些細なことでも話をすることは特に意識しています。
今後について
社会全体において、今後AIの台頭は今以上にすごいものになると思います。
そのような状況だからこそ、運用監視において人間の的確で正確な判断が問われると思います。
私たちがお客様の大事なシステムを安定的に稼働させるためにはどうしたらいいか、トラブル時の対応等、お客様との会話をもとに、上手にAIも使うことで、さらなるシナジーが生まれるのではと。
会社としては運用監視のビジネスはこれからもどんどん伸ばしていきたいですね。
安定した経営基盤を保つ、そして今以上に盤石な経営基盤を作っていくためには運用監視のビジネスは欠かせないと思います。
「オリゾンといえば運用監視」と言っても過言ではないほどに、根付かせていきたいと考えています。
就活生に向けて
学生の皆さんは就職後、様々な年代、考えをもった人たちと関わる機会が多くなると思います。
その中でやはり必要なのは「傾聴のスキル」ではないでしょうか。
営業の仕事だけに限りませんが、お客様からさまざまな情報を引き出す、話してもらう、ということは非常に大切です。
相手の気持ちに寄り添いながら、相手に伝わるよう、誠心誠意関わることで、相手も自然と話してくれるようになるなと。
私たちはITの会社ですが、仕事をするうえでの根幹は人と人とのやりとり、信頼関係です。
オリゾンは社員同士、いい関係で、一つのチームとしてやっていくことを大事にしていますので、ぜひそこに共感して頂いた方々と一緒にお仕事がしたいですね。
また、特に特に若手社員の皆さんにお伝えしたいことは、常に自分の軸を大事にすること。
他人と比較する際に目に入るのは、その人のごく一部__いわば“氷山の一角”にすぎません。表面的に見える「羨ましい」と思う部分の裏には、
見えない実態や葛藤があるものです。
だからこそ、自分自身のこと、そして自分に関わってくれる人やその人たちがかけてくれる言葉を大切にしてほしいですね。