チェコ・ナショナルチームへエール

3/13日のオーストラリア戦を終え、WBCでのチェコナショナルチームの1次ラウンドの戦いは終わりました。対中国戦では勝利を収めたものの、残念ながら1次ラウンドを勝ち上がることはかないませんでした。次回のWBCでは、再び日本チームとのグラウンドでの戦いが実現することを、楽しみにしたいと思います。

そのオーストラリア戦の前日となる3/12日、チェコのナショナルチームを激励する懇親会が開催され、弊社からも参加させていただきました。このオリゾン通信記事では、その模様をお伝えしたいと思います。


スポーツマンシップに賞賛

今回、特に日本戦で印象に残っているのは、やはりチェコ・日本両チームのスポーツマンシップを上げられる方は多いと思います。大谷選手を三振に抑え、嬉しさをベンチでも溢れさせていたサトリア選手。 160キロ超えの豪速球をデッドボールとして受けても、ひたすら耐え、最後にはファウルゾーンをダッシュしてみせたエスカラ選手。そして試合の最後では全員笑顔で観客に挨拶をする姿など、SNSのコメントやメディアでもその姿勢に賞賛が溢れていました。

その賞賛の声に選手の方々も感銘を受けた様子で、懇親会会場でもみなさん笑顔で歓談されていた姿が印象的でした。またお疲れの中、参加者の記念写真のリクエストにも丁寧に応じられ、こうした心がけがグラウンドでのプレーにも現れているのだろうと思いを深めた瞬間でした。


日本とのスポーツの関わり

駐日チェコ共和国大使もスピーチで、チェコのスポーツの日本での関わりについてお話しされ、今回のWBCでの1次ラウンドの参加の意義を強調されていました。古くは新体操のチャフラフスカ選手、長野オリンピックで金メダルを獲得したアイスホッケーチーム、2021年東京オリンピックで柔道男子100Kg級で金メダルを獲得したクルパレク選手などをあげ、野球熱の高い日本での今回の試合参加に、感慨深いご様子でした。

また気さくに記念写真へのリクエストにもお答えいただき、弊社代表・菅との穏やかな一枚(右写真)に収まっていただきました。


終わりに

大使も改めて触れられていたのが、日本国内の試合後のスポーツマンシップへの賞賛でした。13日の朝には佐々木投手が、お詫びとして両手一杯のお菓子を抱えチェコチームの宿泊先へ訪ねて行ったという話が、ニュースにも取り上げられていますが、そういった温かい交流が両国の今後の交わりを深めてゆくのでしょう。弊社としても、築いてきたチェコ企業との協業を育み、微力ながら貢献してゆきたいと、思いを新たにした懇親会となりました。