v8へのバージョンアップ時のご注意

アップデートによるデータ構造の変更

Flowmon では、コレクタでのフローデータを収集、格納するデータ管理構造が変更されました。
バージョン 7.x では、フローデータを受け口のポート番号で管理し、すべてのフローデータをポー ト番号に関連したデータとして一元管理されていました。
フローデータには、フローソースの情報が組み込まれていますので、解析では、関連する IP アドレスを
各ポート番号で一元管理されたフローデータからすべて検索するため、効率が上がりませんでした。
バージョン 8.x では、フローデータを各フローエクスポータの IP と受信ポートで管理し、検索範囲を
IP レンジやフローエクスポータで限定し、解析においての検索処理を効率化しています。

バージョン 7.x での管理

  • 全てのデータはプロファイル Live で管理
  • 各 xFlow ポート毎のリスニングポートで管理
  • 全ての内部データは、ルータ IP を認識して、インタフェース情報を SNMP で入手

バージョン 8.x での管理

  • 全てのデータは、Live プロファイルから
    プロファイル All Sourcesに格納管理
  • xFlow デバイスの IP アドレス、ポート番号で管理(127.0.0.1-2055 のように デバイス IP とポートで管理)
  • 限定的(ルータ:ポート)に検索、処理向上